Quantcast
Channel: スポーツナビ+ タグ:コスモネモシン
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4

1999年夏の思ひ出〜ブリリアントロードメモリアル新潟記念

$
0
0
今季、英プレミアリーグ・マンチェスター・ユナイテッドに移籍した香川真司が先発でデビュー、そしてホーム初戦で初得点し話題を集める。これまで、伊セリエAの中田英寿や長友佑都、愛プレミアリーグの中村俊輔、独ブンデスリーガの香川、長谷部誠ら多くの日本人プレーヤーが欧州サッカー(フットボールと言ったほうが良いのかな)の舞台で活躍して来た。しかし、そんな中で日本人プレーヤーのとって厚いカベとなっていたのが、サッカー(フットボールの方が...)の母国イングランド・プレミアリーグだった。これまで西澤久訓、稲本潤一、中田英寿、中村俊輔らが参戦するも思う様な活躍は出来ずに終わっていのだが、この世界最高峰ともいわれ、サッカーの母国(もうええわ)であるイングランドでの活躍はまさにプレミアものであろう。もちろん、このまま順調にいくほど甘くはないと思うが。そんな中、一つのニュースが飛び込んで来た。アグネスワールド死す。ゴルトブリッツの件は他のブログでも結構取り上げられていたが、アグネスワールドを扱うのはなくて寂しいが、このアグネスワールドも、香川真司よろしく日本競馬史に残る偉業を成し遂げた馬である。その偉業とは何といっても、英GⅠジュライC制覇だろう。日本馬としては、1998年のシーキングザパール、タイキシャトル、1999年のエルコンドルパサーそしてアグネスワールドと仏GⅠこそ勝ってはいたものの、競馬の母国である英国のGⅠを勝った馬は今に至るまでこのアグネスワールドのみである。サッカーにしても競馬にしてもテニスのしても、やはり母国(諸説あるが)であり格式高い英国で勝つというのはプレミアもの。そんな偉業を成し遂げたアグネスワールドに続く馬は現れるのだろうか。そのアグネスワールドが、ブレイクした年といえば1999年。旧3歳時の1997年にはすでに、「最強世代」と言われる同期に先駆けて重賞・函館2歳Sを制しているが、その後はケガ等もあり低迷。早熟説も流れていた。しかし、この1999年。リニューアルされた小倉競馬場のこけら落としにもなった北九州短距離Sでそれまでエイシンバーリンが持っていたレコードタイムを破り優勝!そのタイムとは、13年を経た現在も破られていない1分6秒5という破格の時計であった。その後は武豊を背に国内GⅠこそ勝てずに終わったものの、仏英でGⅠを制するなど素晴らしい活躍だった。アグネスワールドが1999年の小倉でブレイク、と言うなら、この年の新潟でブレイクしたのは、そうブリリアントロードである。この年、ブリリアントロードは、新潟大賞典、新潟記念と新潟の重賞を2勝!!まさに越後の虎といえる活躍だった。この年の新潟記念2着だったのは、丸3年の休養を経て復活したホッカイルソー、3着のエイシンガイモンは関屋記念連覇など息長く活躍、4着のプロモーションは母としてもアドマイヤメインを産むなど活躍し、5着には秋華賞2着し、わたしに初めてGⅠ万馬券を取らせてくれたナリタルナパークなどそうそうたるメンツ。このメンバーを相手に勝ち切ったブリリアントロード、本当に素晴らしかった!!そんなブリリアントロードは、現在、福島の相馬市で暮らしているようで、いつかは会いに行きたいものである。さて、今年のブリリアントロードメモリアル新潟記念ですが、かなり難解なメンバー。柴田善臣はモンストールを選んだのか、ステッロッサは田辺に乗り替わりだがかえって良さそう。あとは函館記念の勝ち馬トランスワープ、新潟大賞典1番人気だったタッチミーノット、なんやかんやで勝ちそうなナリタクリスタル辺りが狙い目か。そして、なぜか人気が全然ないコスモネモシンが怪しい。前走は20キロ増で参考外。新潟は去年の福島牝馬Sで今年の札幌記念を勝ったフミノイマージンの2着と決して悪くはない。17番人気はおいしいかも。エクスペディションは小倉でこその馬で、ここまで人気になると妙味は薄い(先週の浜中に対する恨みとかではありません)。トーセンラーもなんかなあ。ということで印は、〈2012 新潟記念〉◎13ステラロッサ○1トランスワープ▲5コスモネモシン△3ナリタクリスタル△7タッチミーノット×14〜18こんな感じ。夏の終わりに良い思いをさせておくれ。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 4

Latest Images

Trending Articles





Latest Images